「年のせい?」それとも「糖尿病の影響?」足のしびれや感覚のちがいについて
「最近、足の裏の感覚がなんとなく鈍い気がする…」 「これって単なる年のせいかな?」
そんな風に不安に思ったことはありませんか? 今回は、足の感覚がにぶくなる原因を「年齢による自然な変化」と、「糖尿病による影響」の2つの側面から紐を解いていきます。それぞれの違いを知ることで、毎日の生活で気をつけるべきポイントが見えてきます。
年齢による感覚の変化:ゆっくり進む「体の老化」
年を重ねるとともに、体の機能がゆっくりと変化していくのは自然なことです。これは何十年という時間をかけて、とても穏やかに進んでいきます1-2。
- どんな感じ?:足の裏の感覚が少しずつ鈍くなったり、振動が感じにくくなったりします。
- 特徴:急に激しい痛みが出ることは少なく、どちらかというと「なんとなく感覚がにぶくなったなぁ」と感じるのが特徴です。
糖尿病による感覚の変化:高血糖による「神経へのダメージ」
一方で、糖尿病がある場合、血液中の糖分(血糖値)が高い状態が続くことで、神経がダメージを受けてしまいます3-4。
- どんな感じ?:ジンジンとするしびれや、ピリピリ・ヒリヒリとした痛みが起こりやすくなります。
- 特徴:年齢による変化よりも、チクチクする痛みや不快な感覚(ジンジン、ピリピリ)が目立ちやすいのが特徴です。
「年齢」を重ねるほど、より注意が必要?
最新の研究でも、糖尿病をお持ちの方にとって、病気の長さだけでなく「年齢を重ねること」自体が、足の感覚のトラブルに大きく関係していることが分かっています1-2。年齢を重ねると、高血糖によるダメージを回復しにくくなるため、日頃からのケアがとても大切になります2。
まとめ
「歳だから仕方ない」と自己判断して見過ごしてしまうと、足の小さなケガや異変に気づきにくくなることがあります。
ご自身の体調や足の感覚に不安があるときは、無理をせず、まずはかかりつけのお医者さんに相談してみましょう。毎日の正しい血糖コントロールや、足を優しくケアする習慣が、いつまでも元気に歩くための第一歩になります。
参考文献
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- Gu, X., Lin, M., Xia, Y., Cheng, X., Pan, H., Cai, M., Jiang, M., & Yao, D. (2026). Aging and Peripheral Nerve Injuries: Impaired Repair, Inflammaging Impact, and Regeneration Resistance. Biomedicines, 14(3), 636. https://doi.org/10.3390/biomedicines14030636
- Zhu, J., Hu, Z., Luo, Y., Liu, Y., Luo, W., Du, X., Luo, Z., Hu, J., & Peng, S. (2024). Diabetic peripheral neuropathy: pathogenetic mechanisms and treatment. Frontiers in endocrinology, 14, 1265372. https://doi.org/10.3389/fendo.2023.1265372
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